卒業生からメッセージが届きました
「困っている方の力になりたい」 三谷 祥子
慶応義塾大学病院勤務
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少しでも眼で困っている方の力になりたいと思い、視能訓練士を目指してこの学校に入学しました。
3年間を振り返ってみると、1年生では眼の解剖や疾病、また検査方法の基礎、そして検査実習を学びました。
2年生では、1年生のときに学んだ事の応用を学び、またそれに合わせて実際に患者さんの対応や手話、介護方法など様々な状況に関して教えていただきました。
検査実習の時間はお互いの眼を使いながら、実際に患者さん状態に合った検査方法も学びました。
さらに2年生では1ヶ月病院実習に行きました。実際に授業で習った事以上に、自分で考えてその患者さんに一番合った検査対応をしなければいけない事の難しさも学びました。
3年生では、今まで習ってきた事と2年生での病院実習の経験をふまえて4ヶ月間という長期の病院実習に行きます。この実習では、先輩の視能訓練士さんから、やさしく、あるいは厳しく教えてもらいながら、学校で学んだ知識とは別のたくさんの経験をさせていただきました。
今はこの3年間に学んだことが、すべてこれらの患者さんとの検査などの場におけるコミュニケーションの基礎になるものだと痛感しております。
卒業してからも、常に勉強し少しでも更に深い知識をつける事により、より広い対応が出来るように、そして最初の目標に少しでも近づけるように頑張りたいと思います。

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